インプラントが自由診療になる理由は?保険適用になる条件も簡単に紹介
皆さんこんにちは。
狭山市の歯医者【山田歯科】です。
インプラント治療はほとんど保険適用されませんが、条件が気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、インプラントが自由診療になる理由と、保険適用になる条件を簡単にお話させていただきます。
インプラントのほとんどが自由診療になる理由
日本では、基本的にむし歯や歯周病などの病気や入れ歯の製作など、歯の機能を補う治療は保険適用になり、見た目や保険診療以上の機能性を追求する治療は自由診療です。
【自由診療の例】
- むし歯の被せ物…機能性や審美性を追求する「セラミック」は自由診療
- ホワイトニング…歯の機能を補う治療ではないため、自由診療
歯を失ったときに補う治療には、保険適用では「ブリッジ」「入れ歯」の選択肢があります。
日常生活を送る上では「保険の入れ歯で十分」と考えられているため、インプラントは2024年の時点では保険適用ではありません。
インプラントは、噛み心地や審美性を追求したい方のための治療であるため「自由診療」とされています。
インプラント治療が保険適用になる条件
- 先天性の疾患で顎の骨が「3分の1以上」欠損している
- 病気が事故などで顎の骨を「3分の1以上」欠損している
- 先天的に顎の骨が形成不全である
インプラント治療を保険適用で受けるには、まず、上記の3つの条件を満たすことが求められます。
先天的な障がいがない場合は、病気や事故などで後天的に顎が欠損した場合を除き、インプラントは自由診療です。
むし歯や歯周病で歯を失ってインプラントを入れる際は、保険適用にはなりません。
インプラント治療を受ける医療機関にも保険適用の条件があります
- 歯科または歯科口腔外科を標榜している保険医療機関(病院)であること
- 入院のためのベッド数が20以上
- 「当直体制」が整っていること
- 診療科にかかる5年以上の経験および、3年以上の経験を有する常勤の歯科医師が2名以上いること
- 医療機器保守の管理および医薬品にかかる安全確保のための体制が整備されていること
入院設備が整っている病院であることが前提となるため、一般の歯科クリニックで保険診療の条件に当てはまることはほとんどないといえます。
インプラント治療をご希望の方は山田歯科まで
インプラント治療は自由診療ですが、天然歯と同じような噛み心地で審美性も兼ね備えています。
また、ブリッジと違い、ほかの歯に負担をかけずに単独で治療ができる点もメリットです。
入れ歯の噛み心地に慣れない方、見た目が気になって人に会うのが面倒になったという方は、インプラントを検討してみてはいかがでしょうか。
山田歯科では、CTで立体的な画像を確認して治療計画を立案し、安全に配慮してインプラント治療を行っています。
治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。