国産のインプラントとは?製品の特徴とメリット・デメリット
皆さんこんにちは。
山田歯科です。
世界には100種類以上のインプラントが存在します。
山田歯科では「国産のインプラント」を採用しており、治療を受ける患者さまから海外の製品との違いについてよくご質問いただいています。
そこで今回は、国産のインプラントの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
国産のインプラントとは?日本人の顎に合わせた設計のインプラント
インプラントメーカーとして、世界的に有名なのはヨーロッパがほとんどです。
ヨーロッパは歯科用インプラント発症の地であり、いろいろな種類のインプラントが開発されているからです。
ただし、ヨーロッパで開発されたインプラントは欧米人を基準に設計されています。
そのため、日本人には合わない部分も見られることがあるのです。
そうした問題を解決するためには、日本人の顎に合わせて設計された国内メーカーのインプラントがおすすめです。
国産のインプラント|京セラ製インプラントの特長
国内の大手メーカーである京セラのインプラントについてご説明します。
●日本人の顎の大きさや骨の形状にマッチ
欧米人に比べて日本人は顎が小さめです。
京セラのインプラントは、そんな日本人の顎の大きさや骨の形状に合っており、「日本人による日本人のためのインプラント」と呼ばれています。
顎の小さな日本人が、安全で確実なインプラント治療を受けるためにおすすめのインプラントと言えます。
●長期的な安定を目指したデザイン
京セラのインプラントは、長期安定を目指したインプラントデザインを採用しています。
患者さんの状況や医師の経験などに合わせて、ボーンレベル(BL)、ティッシュレベル(TL)、1ピース(1P)の3タイプから選ぶことができます。
●徹底した品質管理と品質保証体制
京セラのインプラントは徹底した品質管理で知られる、滋賀県の野洲工場(滋賀県)で生産されています。
また、京セラの製品はすべて、医療機器の品質マネジメントシステムの国際規格であるISO13485をベースに品質保証体制を構築・運用しています。
そのため、製品ごとの仕上がりが異なる心配がありません。
●高い治療効果を考えたスレッド
インプラントと骨がよりしっかりと密着するように、京セラのインプラントのスレッドは上向き溝を作り出すデザインに設計されています。
国産インプラントのメリット
インプラントは体の中に半永久的に埋め込む装置であることから、「人工臓器の一種」と捉えられることがあります。
ある意味、心臓のペースメーカーと同じくらい重要なもののため、できるだけ最適なものを選びたいものです。
日本人の顎に合わせて開発された国産インプラントであれば、治療後、より理想的な仕上がりに近付けることができます。
国産インプラントのデメリット
京セラ製のインプラントは、欧米のインプラントに比べるとまだまだ導入されている歯科医院が限られています。
そのため、治療を受けることができる歯科医院が限られるというデメリットもあります。
まとめ
国内メーカーのインプラントは、導入されている歯科医院こそ限られるものの、欧米のインプラントに比べると、より日本人に適したインプラント治療を実現することができます。
特に京セラ製のインプラントは高い品質と信頼性で知られており、日本人におすすめのインプラントです。
山田歯科でも採用している京セラ製のインプラントについてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡ください。
実物もお見せしながらわかりやすくご説明いたします。